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- 障がい者サッカー体験教室を指導&サポート
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2022.08.03 / インフォメーション
先日、7月31日はチームメンバーと一緒に、障がい者スポーツの普及・育成をされている、琉球スポーツサポートさん#RSSさんとのコラボイベントでした。
こういう言い方が正しいのかは分かりませんが、健常者と障がい者で一緒にスポーツ(サッカー)を楽しむ場を指導させてもらいました。
僕が指導者を目指しはじめの頃に、現場の一つに
横浜Fマリノスのふれあいサッカー教室というのがありました。
当時は#木村浩吉さんという、とてつもなく偉大な方が手がけた手探りで始められたプロジェクトで、
様々なサッカー教室を色んなところで開催していくというものでした。
今ではマリノスの代名詞とも言えるサッカー普及活動の先駆け的なプロジェクト
#theグラスルーツ
そんなある日に肢体障がい者のサッカー教室での一件がありまして、指導者として、ひとりの人間として、20年以上たった今でも鮮烈な1日を過ごしました。
#その話はまたいつか
その日以来、いつかハンディキャップのある方々のためにも何かしらができたら、と思っていたところ、沖縄で実現できました。
そして、自分のスクールの子達と一緒に。
感覚遊び、と言う自分の体との対話するゲームをしたり、円卓サッカー(輪になってフラフープ目掛けてみんなで同時にボールを蹴る)などをRSS代表の手登根さん主導で行い、みんな和気藹々。
そこからは、私の指導でドリブル鬼ごっこ、シュートゲーム、2対2・最後はみんなで試合を行いました。
終わってから、団体の代表の手登根さんから、
こんなにも参加者同士が打ち解けたのは初めてで、ゼルバの子達の姿勢が本当に良かった、と。
12歳の彼らが自分達よりも年上の方々もいるなか、
サポートしてくれて、
時に障がい者の激しい行動にも、彼らなりの真摯な対応していました。
すごく驚くと同時に、誇らしく感じました。
一緒に楽しむことと、場面場面では我慢もしながら接していたのもあり、
終わってからチームのみんなでサッカーさせて発散する場を設けました。
準備をしていると、帰るはずの
一人の参加者の子(軽度の障がいを持つ子)がやりたそうにしていました。
チームの子が真剣にやろうとしている中にひとり混じるのは難しいかな?と正直思っていたら、
数名が近寄り、一緒にやりたいならやろうよ!
と話しかけ
一緒にサッカーをしていました!
ふと気づくと、彼らは苦手な脚のみと制限を自分達で作って、楽しもうとしている姿に、
僕よりはるかに懐の深い彼らを感じて、ちょっと泣きそうになりました
君たちは最高です。
君たちを指導できて
心から誇らしい
私自身、障がい者の方とのサッカー教室で、言葉のかけ方、ルールの設定なども含め、様々なことを感じる1日でした。
みんな違ってそれでいい。
言うのは簡単だけど、ハードルは高い。それでも一つ一つの取り組みを通して、理想に近づきたいです。
私も、子供たもサッカーを通して、様々な体験や経験を一緒に重ねていきたいです。
RSSの皆さん、参加者の皆さま、サポートしてくれた子供達、ありがとうございました。