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ZELVAコーチの独り言

2025.06.23 / ZELVAコーチの独り言

幾つになってもサッカーを!50歳・シニアサッカー全国大会 in 沖縄

幾つになってもサッカーを!50歳・シニアサッカー全国大会 in 沖縄

「ずっとサッカーができる人生」

先週、50歳以上の全国シニアサッカー大会が沖縄で開催されました。

炎天下の中でのプレー。もちろん、若い頃のように俊敏な動きは難しいかもしれません。でも、みなさん本気でボールを追いかけていました。
足は動かなくても、頭で判断して、ポジショニングで勝負して、パスの質やトラップで差をつけて。
周りの選手や観客から「ナイス!」と声がかかるたびに、ピッチに立っている選手の顔が、ふっと少年のような表情に変わっていくのが印象的でした。

「やっぱりサッカーって、こういうものだよな」
そう思いました。

僕も今、44歳。若い頃と比べれば、筋肉の張りも、体のキレも衰えてきているのは感じます。でも、それでもやっぱり週末になるとボールを蹴りたくなる。
プレー中は夢中になって、負ければ悔しいし、勝てば最高にうれしい。
終わった後は、昔と違って疲労は残るけど、それ以上に心のどこかが満たされているのを感じます。

この全国大会の光景を見ながら、ふと思いました。

── 子どもたちにも、こうして年齢を重ねても、ずっとサッカーを楽しんでいてほしい。
そして、目の前の勝利や結果だけではなく、「ずっとサッカーが好きでいられる人生」を送ってほしい。

高校や中学、小学生年代では、どうしても「全国大会出場」「セレクション合格」「Aチーム入り」など、短期的な目標や成功に目が行きがちです。
もちろん、それも大切ですし、ひとつの目標に向かって努力することは、何にも代えがたい経験になります。

でも、人生は長い。
今、子どもたちが10歳だとしたら、彼らにはまだあと60年以上の人生があります。

だったら、「長く楽しめるサッカーとの関わり方」も、大人が伝えてあげられるといいなと思うのです。

実際、50歳の全国大会では、昔、対戦相手だった選手同士が「久しぶり!元気だった?」と声をかけ合い、懐かしそうに笑い合っていました。
試合が終われば、一緒に飲みに行って、家族の話、仕事の話、膝の痛みの話をしながら、サッカーを通じたつながりを心から楽しんでいる。

その姿を見ていて、「サッカーって、ただのスポーツじゃない」と改めて感じました。
勝った負けた、上手い下手だけじゃない。
“人と人とがつながり続ける、人生の中の大きな財産”になっているんだと思います。

僕も、ドイツやメキシコでサッカーを通じて出会った仲間と、今でもつながっています。
言葉も文化も違う中で、共通のルールがあり、感情をぶつけ合えるサッカーは、言葉以上のコミュニケーションでした。
沖縄に移住してきたときも、サッカーを通じて人とつながっていきました。
その経験が、今のゼルバサッカースクールの原点にもなっています。

だからこそ、僕は「サッカーを通して人生を豊かに」と言い続けているのだと思います。

子どもたちにも、ぜひそんな世界を味わってほしい。
ゴールを決めて喜ぶだけじゃなくて、仲間と過ごす時間、自分と向き合う時間、何年経ってもつながれる絆。

サッカーの本当の魅力を、長く長く味わってほしいと、心から願っています。

 

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