----------------- やりすぎは上達につながらない - ブログ&コラム - ゼルバサッカースクール
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ZELVAコーチの独り言

2023.10.31 / ZELVAコーチの独り言

やりすぎは上達につながらない

やりすぎは上達につながらない

痛い時には休ませよう!

スクールに通っている高学年に、成長痛の子が毎年います。

成長する過程での怪我でもあるので、仕方ないかと思われますが、その経緯や経過によっては、事前に防げたものや、重症化を避けられたはずのものが多くあります。

 痛みを抱えながらの練習は絶対NG

 足を少し引きずったり、少し顔をしかめたり、プレーに精彩がないのは明らか。

『どこが痛いの?』と

聞いても多くの子は

『大丈夫です!』

 と返事をしてくる。いや、大丈夫かどうかではなく、痛みの有無、そして怪我について知りたいのだけれど。

よくよく聞いてみると、チームでの練習や試合の際に、痛みを訴えると外される。メンバーから除外される。

もしくは監督に無理してでもやれ!

と言われるから、という子がまだいます。 ※この場合の除外は休ませるというようなニュアンスではないです。

そう、まだあるんです。そういうケースが。

 脳の機能的にも70%の状態でプレーしても上手くならない

怪我を押してプレーすると、その箇所が悪化するだけでなく、自身のプレーも制限されたものになってしまう為、

セルフイメージが下がり、脳がこんな程度のプレーが自分

と認識してしまい、自分の体の機能をうまく使いこなせなくなるそうです。

もちろん、悪化してしまい、治りが悪くなってしまったり、別の部位への負荷もかかります。

 いかに

いい状態でプレーし、100%を101%にできるか?

この101%の状態でのプレーが、うまくなっている瞬間なんです。

101パーセントがいつしかノーマル状態でも発揮できるようになる。まさにレベルアップですね。

 くれぐれも大人の方は、できるからやらせる。であったり、

本人がやるって言っているから!という無責任にやらせないで、

子どもが安心安全に、心からプレーできる環境を整えてあげて欲しいです。

 

 幼少期の怪我を今でも引きずって、足首グラグラでサッカーしている40代でプレーしている僕からの提言です。

しっかり治さないと、後々まで響きますし、慢性的な痛みや怪我につながり、治療費もどんどんかさみます。

怪我をしたから見える景色もある

怪我をしたから練習ができなくても、痛みの出ない範囲でエクササイズをすることや、チームメイトの動きや、練習の流れを見て学ぶこともできます。

 もしくは気分転換に普段とは違うことをチャレンジしてみたり、リラックスに充てたり。

 多くの現役選手は多かれ少なかれ怪我を経験し、その中で自身と向き合う力を養っています。

慌てず、焦らず

自分にできることを常に見つめる

 そうしたマインドを作る機会にもなります。

怪我=成長するチャンス

 と子供の目線を少しあげて上げることも大切なことだと思います。

苦々しい思いをしているのは、誰よりも本人です。

回復を早める、パワーアップする方法を考える

 食事、ストレッチ、エクササイズ、休息について、今ではyoutubeなどでいくらでも学べます。

正しい知識を得て、これからの糧にして欲しいです。

 

 大人の皆さん、目先の勝利は、その後の障害につながることもあります。中学や高校で怪我を理由に引退するこの多くが、小学校時代の過度な練習からくることも多くあります。

 

 子供の将来を、未来を見て接してあげて欲しいです。

 

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