ZELVAコーチの独り言
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2025.07.09 / ZELVAコーチの独り言
【夏の試合・練習に向けて】子どもたちのパフォーマンスを守る暑さ対策
こんにちは、ゼルバサッカースクールの二田水です。
夏場の試合や練習は、子どもたちにとって体力だけでなく「暑さへの適応力」も問われるシーズンです。特に沖縄のような高温多湿な環境では、ちょっとした油断が体調不良やパフォーマンスの低下に直結することも。
今回は、子どもたちが安全に、そして100%の力を出し切れるようにするための「暑さ対策」について、普段の指導現場や保護者の方からの質問をもとに、ポイントをまとめました。
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■ 暑さに慣れるためにやっておきたいこと
暑さ対策の基本は、「慣れること(暑熱順化)」です。
🔶 1週間前からの軽めの運動で慣らす
いきなり暑い中での運動を始めるのではなく、日中の暑い時間帯に30分~1時間程度、ウォーキングや軽いジョギング、ボールトレーニングなどを取り入れて、体を徐々に慣らしていくことが大切です。
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■ 試合当日に意識したい5つのポイント
① こまめな水分補給
「喉が渇く前に飲む」が鉄則。冷たすぎる水は吸収に時間がかかるため、少し常温に近いものがベストです。
② スポーツドリンクの活用
ナトリウム・カリウムなどの電解質が入ったものを。糖分が少し含まれているとエネルギー補給にもなります。試合1時間前から、少しずつこまめに飲むのがおすすめです。
③ 手のひらや首元を冷やす
体の表面から冷やすことで、体温の上昇を抑えられます。特に「手のひら冷却」は効果が高く、保冷剤をタオルに巻いて持たせるのもおすすめ。
④ ウォームアップは軽めに
通常よりも体温が上がりやすいため、アップは短く・軽く。ピッチに慣れることを目的に、感覚をつかむ程度でOK。
⑤ 休憩時は日陰や風通しの良い場所へ
直射日光を避け、体をクールダウンさせることが大切です。帽子やタープの活用も。
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■ 試合後のリカバリーも忘れずに
暑さの中で消耗した体には「回復」が必要です。
•水分+電解質の再補給
•バナナ・ヨーグルト・プロテインバーなどで炭水化物とタンパク質を摂取
•ビタミン補給のためにオレンジジュースや果物もおすすめ
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■ 保護者の皆様へ
夏場のサッカーは、子どもにとって「体力・集中力・メンタル」の3つを高める絶好の機会ですが、同時にリスク管理も大切です。
暑さに慣れていないうちは無理をさせず、「自分の体を守る感覚」を養うこともサッカー教育の一環として捉えていただければ幸いです。
ゼルバサッカースクールでは、これからも安心・安全な環境づくりを大切にしながら、全力で子どもたちの挑戦を応援していきます!